肩コリ、首の緊張を感じたら

最近、よく肩コリや首の緊張を感じるので、整体やマッサージなどに頻繁に通院しているという方々の多くにストレートネックなどの症状がみられているようです。ストレートネックは単なる首の頸椎の不調を表しているだけではなく、ストレートネックなどの骨格の異常が、全身の不調に影響することもあるようなのです。

そもそもストレートネックとは、そのネーミングには聞き覚えがあるけれど、どのような首の状態を表しているのかを知らない方も少なくないようです。ストレートネックとは、本来人間の首の頸椎が「S字」にカーブしている姿が望ましいとされているのですが、この「S字」のカーブがなくなってしまい前傾に傾いているような状態を言うようです。このストレートネックが、肩コリや首の緊張の原因となっていることも多く、肩や首の周辺の筋肉が強張り、緊張するような状態が長期間継続されることによって血行不良に影響し、いつしか全身の体調不良にもつながってしまうこともあるようです。

ストレートネックは、スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイス機器の普及にともない増加している症状であるとも言われているようですが、スマホやパソコンのモニター画面を覗き込む姿勢の悪さが、ストレートネックを生み出しているとも考えられています。さらには多忙な現代人の運動不足などからくる筋力の低下などが、首の頸椎をはじめとする人体の正しい姿勢を妨げていると考えられているようです。

日常生活のなかで肩コリや首の緊張を頻繁に感じるようになりはじめた方は、ストレートネックの症状が出はじめているサインであるかもしれません。整体やマッサージなどで筋肉の強張りを解消するとともに、毎日のライフスタイルのなかにおける生活習慣を見直すべき分岐点であるかもしれません。

リンパはゆっくり流れている

リンパ管と一口に言いますが、実は浅いリンパと深いリンパとがあり、左右の流れは異なっています。そして、リンパの流れというのはゆっくりです。マッサージ等で流れをサポートしてあげる事が大切です。身体の左側は下半身の「浅いリンパ」からおなかの「深いリンパ」へ、「胸管(左リンパ本幹とも言います)」から左上半身のリンパへと合流し、左の鎖骨下にある「静脈角」へと流れています。

一方で身体の右側はというと、右腕と右上半身の「浅いリンパ」が「右リンパ本幹」に集まり、右の鎖骨下にある右の「静脈角」へと流れているのです。両足や腹部、腰部などのリンパは、胸管に流れる左側のリンパの分布域になります。下肢のリンパ管は、脚の付け根の鼠蹊部に集まります。この鼠蹊部のリンパと骨盤からのリンパが集まって「腰リンパ本幹」となります。この腰リンパ本幹に、腸からのリンパを集めた「腸リンパ本幹」が合流しますが、その際に小腸から吸収された脂肪が腸リンパ本幹で運ばれてきて合流する為、リンパは乳白色しています。

この事から、この合流点を「乳び槽」と呼びます。この乳び槽は、左側の胸管のはじまり部分にあたり、左側リンパの本幹である胸管に繋がっていきます。このように、志田理がわのリンパの分布域は右側よりもかなり広く、大きな特徴の1つと言えるでしょう。

浅いリンパ、深いリンパ

ところで気になるのは「浅いリンパ」と「深いリンパ」がどう違うのかという点ではないでしょうか。「浅いリンパ」というのは、皮膚のすぐ下、静脈の近くを通っています。その為、マッサージやストレッチをしてリンパの流れを良くする事は、むくみや筋肉疲労・身体の凝りや張りが解消される他、体内のリンパ液の新陳代謝も良くなります。

結果的に美肌やダイエットにも繋がっていきます。「浅いリンパ」は皮膚のすぐ下にある事から、優しい圧でゆっくりとマッサージするのがポイント。強い力を与えると逆効果になる為要注意です。一方の「深いリンパ」は、身体の深部を流れているリンパになります。血管に沿って流れており、内臓に絡みつくようにして張り巡らされているのが特徴です。刺激を与える事によって、リンパの流れは良くなり、内臓の働きを良くします。深いリンパの場合は程よい圧力を両手全体でかけるようにするのがポイントです。